リライブルの成長戦略(人材編)

こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。

ここ数日、我が家の近辺では穏やかで暖かい日が続いて雪も溶けて路面が見えています。

「穏やかだな~」なんて思っていたらそのあとに記録的なドカ雪などになるのが最近の傾向なので油断せずにしないといけませんね。

今週末は(一社)家財整理相談窓口の新年会兼セミナー兼親睦会が東京であり私も参加予定です。

全国のトップを走る経営者が集う予定なので今から楽しみにしており、天候が良いことを祈っております。

今日はちょっと現場のお話とは違うお話になりますので興味がない方は他のブログを読んで下さい(笑)

もしかすると将来このブログを見てくれた方が弊社に就職していることになるかもしれませんし、幹部として活躍するかもしれません。

リライブルの成長戦略・人材編

「社長の仕事って何?」

先日はマンションの灯油漏洩事故の消臭作業に行っていましたが、ここ最近ではなるべく現場から離れ、経営戦略や集客方法、組織化などを考える知的作業に入っています。

現場に行ってしまうとどうしても「仕事」をした気になってしまうのですが

「社長の仕事とは何ぞや?」

と言われたときに

「社員と一緒に現場で汗を流すこと」

・・・ではないということに気づきました。

まだまだ零細企業なので偉そうなことは言えませんが、そこから一段階ステップアップするための準備段階です。

社員が現場をこなし、社長はその社員が働きやすい環境を整えてあげるための戦略を練ることが大切です。

今後は若者が減り労働力確保が大変な時代になりますから、既存の社員を大切にしないと仕事はあるのに人がいなくて倒産という企業が増えてくるでしょう。

実際に業種によってはそういった事例が起きているようですね。

過去のブログでも紹介しましたが、下記の本の予想によると年々遺品整理の需要は増えるのは確実だが労働力が減ることが記されています。

そんな時にきちんとした遺品整理業者に出会えないご依頼者は不幸だと思います・・・。

遺品整理はAIやロボット化するにはまだまだ先の話でしょうから人間が行わないとまだダメでしょうね。

私の過去の経験~愛社心が無いとダメ

かつて私は『㈱ほっかい』という派遣会社に勤め、派遣スタッフを管理していた経験があります。

現在は倒産してしまいましたが、この倒産の経験も会社が倒産することは取引先、社員、その家族・・・多くの人を不幸にすることだと体感しました。

そして『倒産は悪』であるということを痛感しました。

今よりももっと不況な状況にあった2003年3月に小泉内閣の時に労働者派遣法改正となり安い労働力を得ようと派遣社員が爆発的に流行った時代がありました。

しかし、当時から思っていましたが、これだと「企業として人を育てる」という行為が無くなり、一時的に企業だけ利益さえ上がればいいというアメリカ的な考えでは「永く商売は続けていけない」のではないかと思っていました。

なぜなら派遣スタッフには会社への忠誠心も、成長も期待されていないからです。

日本古来の終身雇用が崩れ出した時期です。

しかし、この終身雇用形態は日本の民族性には凄く合っている形態だと私は思うのです。

能力がある人はより条件のよい企業に転職するなどでもいいですが、能力や経験の無い人やスキルアップの機会を与えられない人はどんどん経済格差が広がっていってしまいます。

さらにこれらが総じて非婚化や晩婚化に繋がり少子高齢化に拍車をかける結果となるのですから、皮肉なものです。

今や世界に類を見ない超高齢化社会化が加速してしまい、医療、介護への支出は増える一方、労働者が減ることによる税収入が減る原因となっています。

日本は一時の企業利益を優先したばかりに長年積み上げてきた日本式の良い伝統が壊され、大きな流れから外れてしまったのではないかと思います。

会社や仕事を愛さない人材が果たして、会社や仕事のために頑張るのか?

人は日々の生活に追われ「社会貢献」などという考えに到達するのか?

『衣食足りて礼節を知る』のように、自分が満足に生活していないのに他人を幸せに出来るのか?

きちんとした生活基盤があってこそ、礼節を守れるという教えだと考えています。

またお金の繋がりはお金だけの関係になることは目に見えていますから、より条件が良い企業があればそちらに行ってしまうようでは愛社心があると言えません。

愛社心を育てるにはきちんと仕事に対する『評価』を下し、社員は頑張ったら『成果』をもらえないと優秀な人ほど辞めてしまいます。

優秀な人材が辞めるとせっかく蓄積された信頼や技術も失われてしまいます。

人間は頑張っても『成果』として給料が増えないのなら、やる気もなくなりいずれは『不正に走る恐れ』があります。

それは遺品整理業界でよくある現金や貴金属の盗難です。

弊社としてはそれをやってしまうと遺品整理業者としては失格です。

目先の利益を優先するあまりに信頼を無くすことが一番怖いことです。

また、単に給料面だけではなく社会的にもしっかりした信用のある企業として存在しないといけません。

給料はいいけど悪どい商売をやっている、税金は納めないなどでは会社に対し忠誠心を掲げるに値しません。

遺品整理、特殊清掃業は感謝されるが給料はどうか?

仕事に誇りを持ち、依頼者から感謝される仕事、そして社会貢献にもなる。

更に給料も人並みもしくは人並み以上に支給され、長時間労働もなく、ワークライフバランスに不満が無い状況なら幸せだと思います。

まず、社長は社員を幸せにしないといけませんし、社員はご依頼者を幸せにしないと幸せのサイクルが回りません。

社長が社員を幸せに出来ないといつも不満で仕事に誇りも持てません、そんな人が果たしてご依頼者を幸せに出来るでしょうか?

弊社の仕事は基本的には「困った」を解決し安心してもらう、もしくは幸せになってもらう仕事です。

物を売って、その差額で利益を生む仕事ではありません。

弊社の仕事は人的サービスが大きいので人材(人財)の質が仕事の質に重要に関わる仕事だと思っています。

 

自社人財育成への変換

今までは固定費の面や資金的な面から「個人事業主の集団を育て一緒に成長していこう」と考えておりましたが、これも限界があることに気づきました。

そもそも個人事業主で起業した人たちにも自分たちのやり方がありますし、完全な子会社でもなんでもないので私の考えを強制できないという面もあります。

今現在私の周囲にいるのは前職の部下だったりアルバイトさんだったりで気心が知れているし、1人1人が優秀なことは戦力的に大きいのですが、強制力に欠けるところがあります。

「では、どうしたらよいのか?」と考えたときにやはり自社の純正培養社員をもっと作ることだと思いました。

今までよりも当然、大変ですし時間かかりますがこれが当面の弊社の目標です。

まだまだ若い会社ですし、組織化作りも始めたばかりですが、恐らく北海道で一番の実績を重ね、信頼があり、利益を確保できる会社づくりが出来る優秀な特殊清掃・遺品整理専門会社になると思います!

『おれは海〇王になる!』(※著作権の問題で黒塗りですが悪意はなく私も大好きな漫画です)

ルフィのように人生の目標を宣言して旗を掲げることで仲間が集うこともあります。

夢であり目標ですが、全く届かない目標ではないと思っております。

弊社が求める人材

①素直であり、人から好かれる要素がある
②勉強熱心で向上心に溢れる
③好奇心旺盛で新しいことにもチャレンジできる
④健康で体力や精神力に自信がある

※極端な茶髪、長髪、ひげ、ピアスなど私が判断して不快感を与える外見は禁止です
※男女は問いません
※リフォーム、清掃業経験者は特に優遇致します。

まだ先の話ですが、年収1千万円プレイヤーを排出すること。
弊社で正社員として雇用し、数年後には独立したいという場合はFC化も視野に入れております。

夢を一緒に実現してみたいという方、もし弊社に興味を持った方はまずはメールでご一報頂けると幸いです。

現時点の給料や待遇面は履歴書で判断し、その後お話し致します。

昨年は業績も好調で利益確保が出来ましたので社員の昇給と賞与の支給が出来ました。

これを毎年維持できるようにするのが『社長の仕事』だと思っております。

リライブル㈱
代表取締役 鈴木健郁

0120-669-920

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