
こんにちは、リライブル株式会社の鈴木です。
昨日、今日と札幌市南区のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に遺品整理を行ってきました。
施設が完成依頼住んでいた古参の方のお部屋だったのですが、直近の親族が居なくて遠縁の方がご依頼者でした。
「片付け資金を捻出するにも厳しいが全部捨てて欲しい」ということを事前に聴いておりました。
ただ、物量はそれなりにあるので廃棄代もかかりますし、エレベーターも一基しかないうえに施設の昼食の時間帯で入居者が使用するので我々が使用出来る時間帯は9時~11時の2時間しかありません。
午後からはパッカー車の収集も来るので、前の日にきっちり仕分、梱包。
本日は急いで搬出という流れでした。
貴重品探索
今回は予算が厳しいということもあり廃棄代を減らすために海外輸出出来るような物はなるべく持っていってもらって廃棄代を減らします。
「遺品整理のまごころ」の山元氏にも現場研修を兼ねて手伝ってもらいました。
ご覧のようにごちゃごちゃしています。

物を除けるとテーブルからお札が出てきました!
一応、ご遺族はお部屋を確認されていますが細かいところまでは見ていなかったようです。

故人は領収者や手紙、資料などを捨てられない方だったようで封筒など紙が大量にありました。
丁寧に中身を確認しながら作業していきます。
商品券や図書カード、外貨、小銭などが出てきました。

玄関のぬいぐるみのお腹の中からも5千円が発見されました。

現金が35000円(小銭が数千円、外貨は不明)、未使用図書カードが5000円×4枚、3000円×8枚で44000円、商品券が1000円×8で8000円で約9万円近くを最終日に施設の方を通じてご遺族に返金して頂くようにお渡ししました。
遺品整理と不用品処分業者の違い
今回は物量もたくさんあり、時間も限られていましたが換金性の高いものが発見できたのでご依頼者も費用負担が減り良かったと思います。
また、施設担当者様からも「きちんとした業者さんだね」と言って頂きました。
この発言は嬉しい反面、世間から遺品整理業者への評価はまだまだ高くないのかと思います。

心無い業者であれば、ネコババ(窃盗、横領)することが考えられます。
また、こういったことは会社のトップやリーダーが平然と行うと部下は見ているものです。
モラルの無い業者はいずれ何らかの方法で不正が発覚されるものです。
数万円の目先のお金よりも「信用や信頼を失うこと」のほうが怖いです。

因みに最後はいつものように一般廃棄物収集運搬事業許可事業者である札幌市環境事業公社さんに回収に来てもらっていますので不法投棄の心配はありません。

信義を欠くとどういうことになるのか?
良いことは一つもありません。
弊社は特殊清掃が多いですが遺品整理も行っております。
ご相談は無料です。
下記までお気軽にご相談下さい。



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